こんにちは、こめのブログです。
今日は久しぶりに本についての記事を書いてみたいと思います。
僕の大好きな、大好きな伊坂幸太郎さんの最新作『逆ソクラテス』
予約して24日の発売日に届いてからすぐ読み始めました。
本当に面白かった、伊坂幸太郎さんの作品は裏切らないですね。
この記事では、『逆ソクラテス』を読んだ感想を書いてみるので、僕と同じ伊坂ファンの人に読んでもらえたら嬉しいです。
ストーリーの内容やここが注目ポイント!などは書きません、書けません。
すっごく簡単にいうと、小学生達が主人公の短編小説5話です。
あとはもう読んでみてください。笑
僕は、そうは、思わない
この本で伝えたいメッセージはなんでしょうか?
やっぱり担任の久留米先生に立ち向かう小学生達の言葉でしょうか?
あの手この手で先生の先入観をひっくり返そうとしています。
安斎君が先頭に立っていろいろな作戦を立てるのですがこれがまた面白い。
僕は読んでいて安斎君の雰囲気から、『砂漠』の西嶋を思い浮かべました。
共感してくれる人がいたら嬉しいなあ。笑
小学生にとって先生というのは絶対的な存在。
その先生の価値観を変えようとしているのだから割とぶっ飛んでますよね笑
『先生に言うよ!!』の文句が最強だった小学生の頃を思い返すと、安斎君の立ち向かう勇気というか、強さみたいなものを強く感じました。
あー、なんか読み終えた時の爽快感はすごかったなあ。
個人的に好きなのは、草壁君がプロ野球選手に指導されて勇気づけられるシーンあるじゃないですか。
この少年時代の草壁君の素振りを褒めているのに、最初の描写では守備の好プレーを書いていますよね。
あの時教わった素振りのおかげでホームラン!ではなく、教わったバッティング以外のところで活躍する草壁君を書いているのが良かったなあと思っています。
まあ名前は出ていないので好プレーの選手が草壁君とは限らないですが、安斎君と約束したガッツポーズから見て間違いないでしょう。
ガッツポーズの意味もいいですよね。
なんて言えばいいのかは分からないですが、この本には今後の生き方というか、自分の人生への向き合い方みたいなことをすごく考えさせられました。
伊坂幸太郎さんが好きすぎるからですかね?笑
『僕は、そうは、思わない』
しっかり自分の意見を言える、自分の考えを持てる人間になる。
続きはまた後ほど書いてみたいと思います。
ではでは、こめのブログでした。